本日、サンデー山口の「稜線」というコーナーに掲載したコラム。



山口市内にある二つのサッカーチームが、相次いで初優勝を遂げた。


一つめは、Jリーグ入りを目指す発足3年目のレノファ山口

第36回中国サッカーリーグで、山口県勢として初めて優勝した。

10勝5敗と無敗で迎えた10月26日の最終戦では、2位の佐川急便を2-0で退けるなど、シーズン無敗の危なげない戦いぶり。

今後はJFL昇格を懸け、第32回全国地域リーグ決勝大会に出場する。

全国9ブロックの覇者など16チームが4ブロックに分かれてリーグ戦を行い(11月22日~)、リーグ1位になれば28日からの決勝リーグに進出。

1、2位になれば、JFLに自動昇格となる。



もう一つは、第87回全国高校サッカー選手権大会県予選を制した西京高校。

創部22年目で初の栄冠をつかみ、12月30日からの全国大会に出場する。

1992年までは常連だった山口高校がその座を高川学園(旧多々良高校)に奪われてはや15年。

西京高もこれまで決勝に7回進んだが、ことごとく同校の壁に跳ね返されてきた。

今大会では、PK戦の末同校に勝った下関中央工を準決勝で下し、決勝戦では慶進高に3対1と逆転勝利。

山口市勢としては16年ぶりとなる全国大会出場を決めた。



両チームの健闘を、今後の「サッカー王国」復活にもつなげたい。





防府市民の方は読まれて多少ムッとされたかもしれませんが、山口市民向けのコラムなので勘弁してください。

ただ、山口市は20~30年前には、小学生チーム「山口サッカークラブ」が全日本少年サッカー大会で4位になったり、山口高校が全日本大会の常連だったりと、まさに「サッカー王国」だったんですよ。



   


Posted by かいさく at 15:15Comments(2)稜線