きょう、サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラム。


ETC装着車に対する土・日・祝日の「高速道路1000円乗り放題」割引が3月28日(土)に始まってから、もうじき1カ月がたつ。

タイミング良く山口市内では、3月20日から4月19日まで「山口お宝展」が開催。

会場となった各施設では、遠方からの車も数多く見られた。

また、県内他市にある有名レジャー施設関係者に話を聞いたところ
「週末の来客は間違いなく増えている。以前から駐車車両の統計をとり続けているが、これまでには見られなかった、近畿地方ナンバーも目につくようになった」
と話された。


観光の宝庫ともいえる山口県。

その中心にある宿泊拠点・湯田温泉にとって、この割引制度はまさに天から授かった幸運だ。

だが、たとえ宿泊客が一時的に増えたとしても、おごることなくその魅力に磨きを掛け、全国からのお客さんを迎えてほしい。

2年間の時限措置終了後、リピーターとして来ていただくためにも。


一方、心配なのが日配品以外を扱う地元店だ。

福岡や広島まで気軽に出かけられるようになっただけに、都市間競争の激しさが増している。

市民の皆さんには、県外で“楽しむ”のは良いとしても、長い目で考え「地元購入」を頭の片隅には置いておいてほしい。

  


Posted by かいさく at 19:44Comments(0)稜線