2009年12月25日

X-CITY

18日付サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラムの改訂版。



大胆にも「12月、山口市はクリスマス市(X-CITY)に改名します!」と、今年の「日本のクリスマスは山口から」実行委員会は宣言し、先月末から12月26日にかけて多彩な事業を展開中だ。

特に19日にはイベントが集中する「まちじゅうフェスティバル」があり、新亀山公園ふれあい広場や中心商店街などで、数多くの催しが開かれた。


X-CITYの「X」には「クリスマス」だけでなく、「交わる」との意味がある。

大内義隆とサビエルとの山口市での交わりが、1552(天文21)年の日本初のクリスマスミサにつながった。

それ同様に、この催しを通じて現在そして未来に限りない出会い(=交わり)が山口市でなされるように、との願いが込められているのだ。


新亀山公園でのイルミネーションは、今年はワークショップ(=交わり)を重ねたことで、旧サビエル記念聖堂の再現に決まった。

広く話題にもなり、好評だ。

そして、25日にYCAMでライブを行う日本ゴスペル界のビッグ・ママこと亀渕友香との交わりが、毎年この時期での山口ライブ開催や、この地での「ゴスペル音楽祭」の実現にもつながりそう。


12月には「クリスマス市にようこそ」と言える日まで、そう遠くないかもしれない。






さて、実行委員会に所属しているわたしですが、ここ1週間は“隠居”宣言をし、仕事に集中しています。

クリスマスの今夜はこれまで打ち合わせを重ねてきた「亀渕友香&VOJAゴスペルライブ」があり(チケットは完売。きっと大成功したことでしょう)、あすは小学生対象のゴスペルワークショップが開催されるのですが、残念ながら本番への参加はできず。


また、新亀山公園ふれあい広場でのイルミネーション点灯も、あすでひとまず終了。

来年また山口市が「X-CITY」になるまでしばしのお別れです。


26日の夜は、復活した旧サビエル記念聖堂の姿を目に焼き付けに、みなさんぜひパークロードへおでかけください。
  


Posted by かいさく at 22:08Comments(2)稜線