きょう、サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラム。



先日、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などで“旬”の高知市を訪ねた。

同市は面積309.22平方キロ人口約34万4000人で、国からは中核市の指定も受けている。

県人口の約4割が集中しており、分散型都市構造の山口県とは対照的。

また、広大な行政区に県人口のわずか13%しか住んでいない山口市面積1023.31平方キロ人口19万9000人)と比べると、県庁所在地としての存在感も圧倒的だ。


名物の「日曜市」(高知市主催)が、特に印象的だった。

これは、江戸時代の1690(元禄3)年から300年以上続いている街路市。

高知城からまっすぐ延びる幹線「追手筋」の片側2車線を、約1.3キロ占拠して開かれている。

地元からおよそ500の出店があり、新鮮な野菜や果物だけでなく、お菓子や植木、日用雑貨などの店も並ぶ。

毎日曜日の開催で、毎回約1万5000人の市民や観光客でにぎわうのだという。

2005年の同市の調査によると、直接売り上げが年間16億円で、観光産業などへの波及も含めれば、年間104億9600万円もの経済効果があるそうだ。


日曜日のパークロードを一部片側通行にし、県内生産者が500のテントを並べて直接販売する様を想像してみた。

山口市でもいけるのではないか?




高知県を訪ねたのは、2月6日・7日。

「日曜市」へは7日の午後に行きました。

文章だけだと伝わりづらいので、写真も掲載しますね。










  


Posted by かいさく at 20:39Comments(2)稜線