2010年12月18日

「山口ブランド」創出

12月17日付サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラム。



先日、下関市で「下関ブランド公式ハンドブック2010」という冊子を手に入れた。



その中には、フク、ウニ、クジラ、めんたいこ、アンコウ、お菓子、めん類、酒・飲料、調味料、その他、と分類された69もの食品加工品が紹介されており、購入意欲をそそられる品も多数掲載されていた。



これは、優良な地域産品を「下関ブランド」と認定する、2006年に設立された「下関ブランド推進協議会」(事務局:下関市商工振興課)による取り組みだ。

地産品に付加価値を付けてPRしていくことによって市のイメージを高め、全国を対象とした新たなビジネスチャンスを作る。

そして最終的には交流人口増加や地域活性化につなげていくことを目的としている。

内容見直しのため、2012(平成24)年3月に現行事業は終了するが、地域の素材を「ブランド化する」との方向性は、間違ってはいないだろう。


さて、山口市においても山口商工会議所が「地域ブランド」創出を明確に打ち出した。

全国、そして海外に住む多くの人を魅了し「手に入れたい」「現地で体験したい」「実際に見てみたい」などと感じさせられるような山口の素材は何なのか。

そしてそれをどう加工し、どのように情報発信していくのか。

大いに期待したい。


  


Posted by かいさく at 20:12Comments(0)稜線