2011年03月18日

頑張ろう、ニッポン!

きょう、サンデー山口山口版「稜線」に掲載したコラム(の完全版)。



一つひとつ、それぞれに違った輝きを放つ、かけがえのない大切な生命が、一瞬で数え切れないほど失われていった…。


11日の金曜日、山口市内はこんなに穏やかだったのに、被災地の惨状はなんたることか。

人間という存在をあざ笑うかのごとく、大地震と大津波は、あらゆるものを破壊し、奪い去った。


テレビや新聞等、日々マスコミによって報じられる現地の状況は、希望よりも絶望が勝る。

しかしながら、そこでは伝わらない希望も、確かに存在する。

世界中からSNS等で寄せられたコメントを集めたサイト「prayforjapan.jp」を見ると、目頭が熱くなる。

国連からは「日本は今まで世界中に援助をしてきた援助大国だ。今回は国連が全力で日本を援助する」との心強いメッセージが。

また「終夜運転のメトロの駅員に、大変ですねって声かけたら、笑顔で、こんな時ですから!だって。捨てたもんじゃないね、感動した」

「千葉の友達から。避難所でおじいさんが『これからどうなるんだろう』と漏らした時、横に居た高校生ぐらいの男の子が『大丈夫、大人になったら僕らが絶対元に戻します』って背中さすって言ってたらしい。大丈夫、未来あるよ」等々のエピソードも。


頑張ろう、ニッポン!
  


Posted by かいさく at 15:30Comments(0)稜線