10月18日付サンデー山口(山口版)の「稜線」に掲載したコラム(の完全版)。
2013(平成25)年度上半期(4~9月)の航空自衛隊機スクランブル回数は308回で、上半期としては2001(平成13)年度以降最多だった。
中国機向けの149回が最も多かったが、9月9日に尖閣諸島付近を飛行した無人機は「公式に国籍を特定していない」ので含まれず、実際にはそれ以上だ。
スクランブル1回にかかる費用はおよそ400~600万円で、安く見積もっても中国機に対して5億9600万円が支出されたことになる。
海上保安庁による尖閣諸島等の領海警備費用もバカにならない。
同庁の来年度予算概算要求は、本年度当初予算(282億円)を大きく上回る382億円だ。
さて、来年4月の消費増税が決定した。
市内の中小企業は「今後も商売を続けていけるだろうか」と、戦々恐々している。
日本の企業数の99・7%、雇用の約7割を占めているのが中小企業。
前記の「国防」に使われる税金も、中小企業あってこそだ。
さて、TPPなど「グローバル化」の進展はもう止められない。
それだけに、地球上に「国家」というものが存在し、利権争いがある限りは、自国の「国益」をより強く“思う”必要があるのではないだろうか。
しかしながら、中国などの海外に拠点を構え(移し)て外国の税収増に「加担」し、わが国の雇用や税収減を招いた企業が幅を利かせているのが、今の世の中だ。
方や、まじめに商売をしてきた中小零細企業は、青息吐息。
近江商人のいう「三方良し」とは、「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」。
「売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献しなければならない」という思想だ。
これこそが、商売の神髄ではないだろうか。
だが、前記の企業たちは「買い手」と「売り手」が良くなることしか考えず、「世間」(=国や地域)は二の次だ。
「『三方良し』の企業が栄えるような国にしなくては、日本国は遠からず滅びる」というのは、言い過ぎだろうか。
2013(平成25)年度上半期(4~9月)の航空自衛隊機スクランブル回数は308回で、上半期としては2001(平成13)年度以降最多だった。
中国機向けの149回が最も多かったが、9月9日に尖閣諸島付近を飛行した無人機は「公式に国籍を特定していない」ので含まれず、実際にはそれ以上だ。
スクランブル1回にかかる費用はおよそ400~600万円で、安く見積もっても中国機に対して5億9600万円が支出されたことになる。
海上保安庁による尖閣諸島等の領海警備費用もバカにならない。
同庁の来年度予算概算要求は、本年度当初予算(282億円)を大きく上回る382億円だ。
さて、来年4月の消費増税が決定した。
市内の中小企業は「今後も商売を続けていけるだろうか」と、戦々恐々している。
日本の企業数の99・7%、雇用の約7割を占めているのが中小企業。
前記の「国防」に使われる税金も、中小企業あってこそだ。
さて、TPPなど「グローバル化」の進展はもう止められない。
それだけに、地球上に「国家」というものが存在し、利権争いがある限りは、自国の「国益」をより強く“思う”必要があるのではないだろうか。
しかしながら、中国などの海外に拠点を構え(移し)て外国の税収増に「加担」し、わが国の雇用や税収減を招いた企業が幅を利かせているのが、今の世の中だ。
方や、まじめに商売をしてきた中小零細企業は、青息吐息。
近江商人のいう「三方良し」とは、「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」。
「売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献しなければならない」という思想だ。
これこそが、商売の神髄ではないだろうか。
だが、前記の企業たちは「買い手」と「売り手」が良くなることしか考えず、「世間」(=国や地域)は二の次だ。
「『三方良し』の企業が栄えるような国にしなくては、日本国は遠からず滅びる」というのは、言い過ぎだろうか。
「MOA美術館山口児童作品展」の表彰式に、先ほど参加し、サンデー山口賞を授与してきました。
山口市内の小学生たちが夏休みに描いた作品の展示会。
今年は、市内33校から1711点の応募があったとのことです。
展示会は、山口市民会館で、本日午後4時までの開催です。
↑ 大海小6年の松廣理沙さんが、サンデー山口賞に輝きました
地図はこちら
山口市内の小学生たちが夏休みに描いた作品の展示会。
今年は、市内33校から1711点の応募があったとのことです。
展示会は、山口市民会館で、本日午後4時までの開催です。
↑ 大海小6年の松廣理沙さんが、サンデー山口賞に輝きました
地図はこちら
10月4日付サンデー山口(山口版)の「稜線」に掲載したコラム(の完全版)。
インターネットはもはや、われわれの日常の隅々にまで入り込んだ。
世界中が「どこでもドア」のような感覚でつながる「便利さ」と、いじめや犯罪の温床となるような「危険性」、どちらも併せ持つ。
それだけに“上手に”つきあっていくことが求められる。
サンデー山口の電子ブック公開は、2011(平成23)年10月。
2年が経過し、さらに使いやすくなるよう改良した。
これまでと違い、一度紙面をダウンロードすれば、ネットにつながずとも読むことが可能に。
さらに、暗い場所でも読める、文字の拡大・縮小が自由自在、保管場所を取らないなど、紙に勝る部分もあるので、ぜひ試してもらいたい。
また「読者登録」すれば、発行とともにお知らせが届くので、新聞未購読の知人に教えていただけたら、幸甚の至りだ。
さらに、2002(平成14)年4月にスタートしたサンデー山口ウェブサイトも場所を変え、完全リニューアル。
PCに加えてモバイル端末でも閲覧可能になり、過去記事の検索もできるようになった。
そして、これまでのアドレスは、サンデー山口社のコーポレートサイトへと「変身」した。
また、ネットの特長である双方向性も、積極的に活用していきたい。
そこで、11月号からリニューアルするHABAHABAも、「山口県での暮らしを楽しくするライフマガジン」を新たなコンセプトに据えた。
ネットも利用し、「山口県民が主体」の双方向性媒体へと生まれ変わらせる。
現在、「山口県の1000円(以下)グルメ」を広く募集中だ。
詳しくは告知のウェブページを見ていただきたい。
みなさんからの気軽な投稿を、今後の媒体づくりに生かしていきたい。
インターネットはもはや、われわれの日常の隅々にまで入り込んだ。
世界中が「どこでもドア」のような感覚でつながる「便利さ」と、いじめや犯罪の温床となるような「危険性」、どちらも併せ持つ。
それだけに“上手に”つきあっていくことが求められる。
サンデー山口の電子ブック公開は、2011(平成23)年10月。
2年が経過し、さらに使いやすくなるよう改良した。
これまでと違い、一度紙面をダウンロードすれば、ネットにつながずとも読むことが可能に。
さらに、暗い場所でも読める、文字の拡大・縮小が自由自在、保管場所を取らないなど、紙に勝る部分もあるので、ぜひ試してもらいたい。
また「読者登録」すれば、発行とともにお知らせが届くので、新聞未購読の知人に教えていただけたら、幸甚の至りだ。
さらに、2002(平成14)年4月にスタートしたサンデー山口ウェブサイトも場所を変え、完全リニューアル。
PCに加えてモバイル端末でも閲覧可能になり、過去記事の検索もできるようになった。
そして、これまでのアドレスは、サンデー山口社のコーポレートサイトへと「変身」した。
また、ネットの特長である双方向性も、積極的に活用していきたい。
そこで、11月号からリニューアルするHABAHABAも、「山口県での暮らしを楽しくするライフマガジン」を新たなコンセプトに据えた。
ネットも利用し、「山口県民が主体」の双方向性媒体へと生まれ変わらせる。
現在、「山口県の1000円(以下)グルメ」を広く募集中だ。
詳しくは告知のウェブページを見ていただきたい。
みなさんからの気軽な投稿を、今後の媒体づくりに生かしていきたい。
ちょっと前のことになりますが、9月10日に山口県内14商工会議所職員に「情報の『作り手』としての心構え・知識」の演題で講義をしました。
各商工会議所の「イメージアップ」について学ぶ研修会で、参加したのは会報制作の担当者ら若手・中堅職員19人。
「情報過多」の現代社会における情報伝達の考え方や、実際の記事を制作する際のポイントなどをお話しさせていただきました。
各商工会議所の「イメージアップ」について学ぶ研修会で、参加したのは会報制作の担当者ら若手・中堅職員19人。
「情報過多」の現代社会における情報伝達の考え方や、実際の記事を制作する際のポイントなどをお話しさせていただきました。