2018年1月26日付サンデー山口掲載「稜線」より


2017(平成29)年12月にトライバルメディアハウスが実施した「趣味とライフスタイルに関する意識調査」(30~50代の男女4700人が対象)の結果が目を引いた。

自由に使えるお金の51%以上を趣味に使っている人を47都道府県別にランキング化したところ、山口県がなんと1位。
比率は20.0%で、5人に1人の割合だ。最下位は、徳島県の7.0%だった。

だが、山口県は「ハマる趣味があり、幸福度も高い」ランキングでは下位の33位。
ここでの1位は逆に徳島県だ。
お金をかけずとも、趣味は十分楽しめるということか。

外食、衣服、レジャー、嗜好品、自己啓発、投資等、お金の使い道はたくさんある。
趣味だけに偏ることなく、バランス感覚も持ちたいものだ。


http://sunyama.soreccha.jp/e425807.html  


Posted by かいさく at 17:47Comments(0)山口県稜線サンデー山口
2018年1月19日付サンデー山口掲載「稜線」より


振り袖の販売・レンタル「はれのひ」が成人の日に突然休業し、大勢の新成人が「路頭に迷う」事態になったことは、直接被害を被った利用者や関連業者、従業員はもちろん、全国の多くの人の怒りを買った。
週刊誌によると、「雲隠れ」した篠崎洋一郎社長は、経営難にもかかわらず高級タワーマンションに住み、高級外車を乗り回していたそうだ。

昨年3月に自己破産した格安旅行会社「てるみくらぶ」も、同じような案件だ。
詐欺罪などで起訴された社長の山田千賀子被告が、現金約700万円を自宅に隠匿していたとの報道も、最近された。

どちらも、サービスの提供ができないとわかっていながら、対価を受け取っていた点が悪質だ。
誠実な業者を見極めたい。


http://sunyama.soreccha.jp/e425417.html  


Posted by かいさく at 21:29Comments(0)よもやま話稜線サンデー山口
2018年1月12日付サンデー山口掲載「稜線」より


「志士」とは、「身を犠牲にして国や社会のために尽くそうという、高い志をもっている人」と辞書にある。
欧米列強が開国を迫ってきた江戸幕府末期、志士たちの行動が、明治維新を成し遂げた。

今年は明治改元から150年。
その歩みを振り返ると「富国強兵」な日本国を作り上げた前半からの折り返し点は、太平洋戦争開戦直後の1942(昭和17)年になる。
そして敗戦以降の後半は、国の有り様、国際情勢とも激変してしまい、今や人口減少社会という危機を迎えてもいる。

複雑化した現代社会は、昔と違って一部の人たちでどうこうできるものでもない。
みなが少しずつ「志士」たる気持ちを持つことで、150年後の難局に、再び「維新」を起こせたら。


http://sunyama.soreccha.jp/e425018.html  


Posted by かいさく at 17:25Comments(0)よもやま話稜線サンデー山口