きょう、サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラム(の完全版)。



9月末、グループ21で沖縄本島を訪ね、首里城ひめゆりの搭国際通り恩納海岸海洋博公園(美ら海水族館)等、南から北へと縦断する形で、主な観光地を貸切バスで巡った。

基地返還問題で揺れる普天間飛行場を直接見ることはできなかったが、広大な嘉手納基地飛行場は、隣接する道の駅の展望台から見渡すことができた。

車窓からは、鉄条網の張られたフェンスを眺める時間が長く、この島の約2割の面積を米軍基地が占めているという現状も、少しは実感できた。


さて、現地に入り何より驚いたのが「わ」ナンバー、つまりレンタカーの多いこと。

なにしろ、目にするクルマの半数近くがレンタカーだと感じるほどなのだ。

ガイドやホテルのフロントに聞くと「最近のツアーはレンタカー付きが主流で、観光バスやガイドの出番はほとんどない」とのこと。

確かにどの観光地でも、大型車向け駐車場はがらがらなのに、普通車向けは満車だった。

レンタカー各社は那覇空港近くに巨大なモータープールを整備しており、空港からはシャトルバスで送迎。

クルマにはナビも付いており、観光客からしても、利用しやすい環境が整っている。


さて、再来年の「年間観光客3千万人」を目標に掲げているわが山口県

遠方から「飛行機や新幹線で行こう」と考える個人にとっては、県内での移動手段が最大のネックだろう。

レンタカーをパックにして売り出す沖縄での取り組みが、目標到達に向けた一つのヒントになるのかもしれない。
  




さて、現地で訪ねた観光地の写真、いくつかこの記事にアップします。

沖縄をヒントに「年間観光客3千万人」を
 ↑ 守礼門

沖縄をヒントに「年間観光客3千万人」を
 ↑ 首里城から市内を臨む

沖縄をヒントに「年間観光客3千万人」を
 ↑ 首里城正殿

沖縄をヒントに「年間観光客3千万人」を
 ↑ 道の駅「かでな」展望台から見た嘉手納飛行場

沖縄をヒントに「年間観光客3千万人」を
 ↑ 恩納海岸の「かりゆしビーチリゾート」 

沖縄をヒントに「年間観光客3千万人」を
 ↑ グラスボートから魚に餌付け

沖縄をヒントに「年間観光客3千万人」を
 ↑ グラスボート船底より

沖縄をヒントに「年間観光客3千万人」を
 ↑ 海洋博公園

沖縄をヒントに「年間観光客3千万人」を
 ↑ 沖縄美ら海水族館

沖縄をヒントに「年間観光客3千万人」を
 ↑ 入ってすぐのタッチプール

沖縄をヒントに「年間観光客3千万人」を
 ↑ 美ら海水族館といえば、巨大なジンベエザメ!



沖縄をヒントに「年間観光客3千万人」を
 ↑ おまけで、帰りの飛行機から見えた夕景です




同じカテゴリー(稜線)の記事画像
がんばれ、ニッポン!
第7回湯田温泉スリッパ卓球大会
このような投票率にはしたくない
創刊40周年
がんばれレノファ!
「ヨソモノ」からの提案、しっかりと受けとめたい。
同じカテゴリー(稜線)の記事
 山口市内に10万個の紅ちょうちんを! (2018-08-06 17:06)
 子ども達に、良い読書習慣を (2018-07-19 12:13)
 がんばれ、ニッポン! (2018-07-02 17:35)
 かわいそうで仕方ない (2018-06-26 10:56)
 第7回湯田温泉スリッパ卓球大会 (2018-05-22 18:07)
 「大和作太郎と山口焼」展 (2018-05-17 10:03)

Posted by かいさく at 15:19│Comments(2)稜線
この記事へのコメント

こんにちは。
公共交通機関が、少ない沖縄では、レンタカーは、不可欠です。
でも、今、どこに行っても、レンタカーは手軽になって、
ナビ付きも常識になっています。
女性向きの小型車も流行っています。私も、レンタカー派です。
Posted by やまぼうし at 2010年10月08日 23:03

やまぼうしさん、コメントありがとうございます。

せっかくモノレールもできたのに、地元新聞によると、経営難から料金値上げを検討しているとのことでした。

団体観光客が減り、個人観光客が増えているという時代背景もありますが、本島内に点在している観光地を気軽に巡ろうと思えば、レンタカーは最高ですね。

山口県は、そのあたりの対応がまだまだだと感じますね。
Posted by 開作 真人 at 2010年10月11日 11:37
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。