米アップル社の製品紹介ビデオを「山口テイスト」にアレンジ、英語を山口弁に“翻訳”した３本の動画が、動画投稿サイト・ユーチューブにアップされ、話題を呼んでいます。

その一つ「ｉＰａｄ山口弁」の、ｉＰａｄで新聞をめくる場面には
「あんたぁー、サンデー山口見るじゃろ。ｉＰａｄでも表紙から見れますぃね」
とサンデー山口も「登場」します。

「飲み」の席である方からそのことを聞き、後日確認しました。
確かに「登場」しています。
驚きました。





そこで、さっそく作者の方に連絡を取り、話を伺いました。


この動画をアップされたのは、１９８０（昭55）年（１８歳）から２０００（平１２）年（３９歳）までを山口市内で過ごし、現在は神奈川県大和市で暮らしている「taketube0」さんです。

「taketube0」さんは「山口を離れてから、ここが『心のふるさと』だとつくづく思い知らされました」と、山口で暮らしているわれわれにとっては、たいへんうれしいことを言われます。


以下は、ご本人の文章を引用（原文ママ）。

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動画の中で「ニューヨークタイムズ紙」の場面を「サンデー山口」に置き換えたのは、『山口で一番有名なのは何新聞だろう？』と考えたからです。

地方新聞もあるが、長年の知名度・普及度・周囲の人々が言及する度合から考えて、山口の場合は（新聞の折り込みに定期的に入っている）「サンデー山口」が一番知られている・認知度が高い！と判断しました。


いよいよ一言で言うなら「山口弁ネタに目を向ける人が、一番ピンと来るのは，サンデー山口！」と思ったから。
（しかも，約２０年の実地経験に基づく。）

くしくも、本当に電子ブックでも見られるようになったのは、奇遇と言うか何というか、何とも奇妙な巡り合わせですね。

絶妙のタイミングと言うか。


このユーチューブ上では多くを語れませんが、以前から「サンデー山口」には、思うところがありました。
（もちろん良い内容ですけど。）

長年の一読者として申したいことと言うのでしょうか。

あくまで個人的意見ではありますが、おそらく発行されてる方々が思っている以上に、市民には浸透・根づいてると思います。

これはもう、長年の地道な、継続した努力のたまもの以外の何物でもないと思います，


地元の行事からトピックス、お店情報、仕事の募集まで、いろんな立場の方々が目を通す媒体として、おそらく山口では（特に山口市）、一番の存在といっても過言ではないと思います。


あちこちの写真もあるし、ちょこっと載るコラムが時々（？！）面白いし。
（特に女性視点。）


貴社の働きを、本当に貴く、うれしく思っております。

言い過ぎかもしれませんが、全国的に見ても、これだけ成功を見てる地元のフリー紙は、なかなかないのではないかとさえ思います。


最後に一つ：
山口に愛着を持ちつつも離れた者にとって、インターネット経由で、あの「サンデー山口」を見られるというのは、かなりうれしいものです。

まるで地元にいるかのような情報を、遠き地にいても見られるのですから。

そのことを是非知っておいて頂きたいです。

今や山口の域を出て、他県の人たちですら、のぞいて喜んでるかもしれないということを。
（※一度、何らかの調査？か何かして、いったいどれくらいの人がネット経由でサンデー山口を見ているのか、調べてみると面白いかもしれません。）


大変長文となってしまいました。

失礼致しました。

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以上です。

こんなうれしい話を聞いて、奮起しないわけがありません。

社員一同
「この言葉に恥じない紙面作りに取り組まなければ」と、あらためて初心に立ち返った次第です。


さて、「taketube0」さんの他の動画は「Ｓｉｒｉ山口弁だったら」と「ｉＰａｄ２山口弁」。

特に“関門橋”の近くをランニングするシーンから始まる「Ｓｉｒｉ山口弁だったら」は、必見ですよ！