１２月１６日付サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラム。


山口商工会議所はこのほど「山口市未来都市構想報告書」をとりまとめた。



乳幼児から高齢者までが安心して、心豊かに生活できる日本一住みよい快適都市・山口市を目指してのものだ。


その達成には「人」「生活」「地域力」の３方向からアプローチ。

まず「人」は
１．医療（生命を慈しみ守る医療体制の充実）
２．育児（健康と人格形成を育む体制の整備）
３．教育（個性を伸ばす教育の実現）
４．就労・定住（若年から熟年までの定住魅力度アップ）
５．福祉（終の棲家は人生の楽園）を、

次に「生活」は
６．生活の安心・安全（生命を守るまちづくり）
７．生活スタイル（人生を豊かに生きるライフスタイルの提案）
８．生活環境（人生を豊かにするインフラ作り）を、

最後の「地域力」は
９．交流人口の増加（一度は訪れたくなるまちづくり）
１０．地域ブランドづくり（だから山口へ行きたくなるブランドづくり）
１１．産業活性化による定住人口増加（新産業の可能性調査）を、
行動項目とした。

そして現状把握（分析）と未来に向けた提言が、各項目になされている。


どうにも閉塞感のある山口市だが、この報告書からは、活力ある未来も感じられる。

ぜひとも今後のまちづくり活動の「バイブル」にすべきだと思う。