12月7日付サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラム。



「山口において日本で初めての降誕祭の祝いが催されたが、その報せに接したキリシタンたちは、これを大いに喜んだ」。

これは、ルイス・フロイス著「日本史」の第1部8章に登場する一節。

日本国内でのクリスマスに触れた、最も古い記述だ。

時に、1552(天文21)年12月9日(旧暦、西暦では12月24日)。


商業的側面が色濃いとはいえ、今や国民的行事となったクリスマス。

その「『ルーツ』がここ山口」というのは、何物にも代え難い財産だろう。


今年もこの1カ月間、「日本のクリスマスは山口から」事業が展開されている。

史実を地域のブランド力向上につなげ、後世にも伝えていこうというのが目的で、「12月、山口市はクリスマス市になる。」がキャッチコピー。

大都市でのイルミネーションイベントとは一線を画し、人と人との「きずな」を、以前からテーマに掲げている。


1日夕刻にあったセレモニーは、暗がりの中ライトアップされ、巨大なステンドグラスが光り輝くサビエル記念聖堂が舞台。

日本のクリスマスは山口から

歌手・亀渕友香と約300人の地元聖歌隊が、それをバックに大合唱する様は、荘厳かつ圧巻だった。

日本のクリスマスは山口から

日本のクリスマスは山口から


40近くの催し等や関連情報は、ウェブサイトに詳しく掲載されている。





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Posted by かいさく at 19:27│Comments(0)稜線
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