この言葉は、男子柔道60キロ級の野村忠宏選手(ミキハウス)が昨日、ホテルニュータナカでの質問に対して、しばらく考えた上で返答されたものです。

アトランタシドニーアテネの各五輪で3連覇という偉業を果たした彼の講演会が、山口大山口県立大山口経済同友会主催の「産・学・官新年交流会」内であり、聴講しました。

テレビ山口・柳田純司アナとのトークショー形式です。




野村さんの著書のタイトルでもある「折れない心」の演題で、自身のこれまでを振り返って話されました。

柔道一家に生まれたもののなかなか勝てなかった高校生までが、天理大で恩師・細川先生と出会ったことで一変します。
毎日1時間半の練習について「がんばってるけど、練習をがんばっているだけ。強くなりたければ時間を気にするな」との指導を受け、最初から全力で取り組むように。
30分で息が上がり「休憩していいですか」と聞くと、「その程度でバテるんか?」
「なにくそ!」とそこからの5分、10分の追い込みが、真の力に。
半年後に学生チャンピオンになり、あれよあれよと、アトランタ五輪につながっていったそうです。


さて、冒頭の言葉は「覇気のない学生に、やる気を出してもらうには?」との問いかけに対して返ってきたもの。

「自分が選んだ道は、自分のやりたい事。だったら真剣に取り組め!」とのメッセージです。
共感しました。



当日はなんと、金メダルを三つとも持参face08




野村さんは会場内を隅々まで巡り、参加者は間近に見、また少しだけ触らせてももらいましたface02





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Posted by かいさく at 23:27Comments(0)山口県