17日、山口商工会議所主催の講演会「今年の山口県経済の展望」を聴講しました。

講師は、日本銀行下関支店岩下直行支店長。



先進国と新興国とで異なる速度で回復する世界景気、全国の景気情勢、そして山口県の景気情勢について、いろんな数値を示しながら話されました。

最も印象深かったのは、日本の実質GDPの推移について。

全体では、2007年1~3月期を100とした時、2010年10~12月期は約97でした。
しかしながら、その内訳を見ると、輸出個人消費は100前後をキープしているのに対して、公共投資は90弱、設備投資は85、そして住宅投資はなんと70しかないのです。


19日付日経新聞のコラム「春秋」に「5700万対5000万。前者が日本に建つ家の個数、後者が世帯数。差し引き700万戸の家が空き家になっていると、総務省の調査にある」と書いてありました。

人口減少社会に入り、国内住宅産業の“冬の時代”は目前なのでしょう。



さて、この日の会場は「西の雅常盤」でした。

講演会の後は、会員親睦交流会





1次会の後は湯田の街に流れ、とある県内大組織の長と最後は2人、計4次会まで…。



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Posted by かいさく at 20:34Comments(0)仕事

2011年02月23日

しし鍋

今さらですがicon10
今月15日の「楽天会」会場は「ホテル松政」(山口市湯田温泉3-5-8 TEL:083-922-2000)でした。




今回は、猟がご趣味のスミスハイヤー・中野和人社長のご厚意で、シシ肉がお目見え。

シシ鍋もいただくことができましたface02








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Posted by かいさく at 22:40Comments(0)会合・食事処-山口市湯田

2011年02月20日

この人口密度だと…

2月18日付サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラム(の完全版)。



昨年実施された国勢調査(10月1日)の結果速報によると、山口県の人口は145万1372人で、2005(平成17)年の前回調査より4万1234人減少した。

世帯数は、逆に5735増えて59万7195で、1世帯当たりの人数は2・43人(前回は2・52人)だった。

人口は、1985(昭和60)年の160万1627人を境に減り続けている。


その中で、山口市の人口は19万6643人と、下関市(28万987人)に次ぐ県内2位だった。

これまで、1990(平成2)年が18万7793人、1995(平成7)年が19万3172人、2000(平成12)年が19万7115人、2005年が19万9297人と増加を続けてきたのだが、一転、2654人の減少となった。

世帯数は8万12811372の増加で、1世帯当たり人数は2・4人(前回は2・5人)だった。


そして、面積が広島県庄原市(1246・6平方キロ)に続き中国地方で2番目に大きい(1023・3平方キロ)だけあって、人口密度は1平方キロ当たり192・2人と低い。

防府市の618・5人、下松市の615・7人、宇部市の603・7人、光市の576・4人などと比べると歴然だ。


今後は、運転のできない高齢者が加速度的に増えていく。

買い物・通院等の“難民”対策は待ったなしだが、この人口密度だと妙案は…。




さて、このコラムを書いた直後、山口商工会議所の会議において公共交通のあり方について議論しました(内容については書けませんが)。

また、公共交通について考えようという山口市主催の催しが、2月27日(日)午前10時から午後3時まで「山口市中央公園」で開催されます。
この日から1週間は「山口市民公共交通週間」にも定められます。



詳細は、2月23日付「サンデー山口 山口版」に掲載される広告をごらん下さい(山口市内の方限定情報で、すみません)。


  


Posted by かいさく at 15:13Comments(0)稜線

2011年02月18日

山口ナバラの会懇話会

ホントに時間が作れずに、ブログの更新がなかなかできない日が続いておりますicon10


さて、9日夜に「山口ナバラの会」の新年懇話会が、「ラ・フランチェスカ」でありました。



 ↑ ごあいさつされる多々良孝一会長


 ↑ 渡辺純忠市長が来賓あいさつ


山口市とスペイン・ナバラ州の州都パンプローナ市とが姉妹都市締結してから今年で31年。

昨年10月には、30周年を記念する訪問団が現地を訪問しました。


「YAMAGUCHI」という文字が、いろんなところで見られるというパンプローナ市。

いつか訪ねてみたい場所です。






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Posted by かいさく at 21:31Comments(0)山口市
昨年に引き続き、下関・彦島八幡宮で5日にあった「横浜ベイスターズ優勝祈願祭」「長州星山会」(横浜ベイスターズ山口後援会)副会長として参加しました。

お招きいただいた「横浜ベイスターズ下関ファン集いの会」の皆様には、感謝です。


さて、3年連続90敗というプロ野球ワースト記録を作ったベイスターズ。

今年は、日ハムから森本稀哲外野手、楽天から渡辺直人内野手、オリックスからは下関市出身一輝内野手を補強。
昨季3勝に終わったエース・三浦大輔、唯一2けた勝利を挙げた清水直行、メジャー帰り2年目の大家友和、30セーブを挙げた守護神・山口俊など、投手陣の活躍が成績の鍵を握りそうです。
とは言え、2年目の尾花高夫監督や、主将・村田修一内野手らも目の色が変わっており、今シーズンこそはやってくれると信じています!


優勝を祈願した後は「瑞鳳殿」に移動して新年会。




 ↑ ごあいさつされる冨田久輝・下関ファン集いの会会長。左は柴田宮司







 ↑ 特製の桝で、御神酒をいただきました!






さて、ここでお知らせ。

3月9日(水)午後1時から、山口市宮野上の「西京スタジアム」で開催されるオープン戦「横浜ベイスターズ対北海道日本ハムファイターズ」
我らが「星山会」も、試合の後援に名を連ねています(わが社「サンデー山口」も)。

山口市内においては、今年プロ選手による野球プレーを見ることのできる唯一の機会。

また、何といっても、連日マスコミ報道をにぎわせている「佑ちゃん」こと斎藤佑樹投手やエース・ダルビッシュ有投手が出場するかも!?、という点に期待が集まります。

球場では、キャンプ地でも一番人気の「斎藤グッズ」も購入できそうです。

入場券は、前売り・当日とも内野自由席が3000円(子ども1500円)で外野自由席が1500円(同500円)。
西京スタジアム、山口井筒屋、サンパークあじす、グリーンスポーツ、マルヤスポーツ、セブンイレブン各店、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスなどで購入できます。
問い合わせは、主催のテレビ山口事業部(TEL083-923-3200)へ。



そして、このオープン戦とシーズン本番を前に、「星山会」では「決起集会」を開催します!

日時は2月20日(日)午後6時半~で、会場はJR湯田温泉駅前の「カフェ・ド・ダダ」(山口市今井町4-22、TEL083-925-6843)。
会費は3000円です。

ベイスターズファンはもちろん、「プロ野球が好き」「プロ野球談義をしたい」という人なら誰でも歓迎します!

参加希望の方は、横の「メッセージを送る」ボタンから、ご連絡ください。

会場では、オープン戦チケットも販売しますよ。


  


Posted by かいさく at 20:31Comments(0)よもやま話

2011年02月10日

湯田地区商工振興会

先月末の日曜、山口市湯田地区の商工業者の会「湯田地区商工振興会」の勉強会&新年会が「ホテルニュータナカ」であり、会員として参加しました。


最初の勉強会では、山口市の職員の方々から、今後の湯田温泉における施設整備やまちづくりの方向性について説明が。



この日説明があった山口銀行湯田支店跡に整備される拠点施設については、地元の意見を聞いた後、再来週くらいに記者発表されるようです。

全国的にも珍しい、オンリーワンの施設になるとのことで、町興しへの期待もできそうです。



勉強会の後は新年会。



3つに分かれたテーブル対抗のゲーム大会などもあり、盛り上がりましたよ。


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Posted by かいさく at 23:13Comments(0)仕事

2011年02月08日

オットバル

今月の415kaiは、山口市駅通りの「オットバル」(山口市駅通り2-1-8 TEL:083-902-8880)で1日(火)に開催。


このお店、わが社の発行する情報紙に広告もよくいただくのですが、なぜかこれまでご縁が無く、この日が初入店。


ビックリしました!


これまで紙面でのご紹介では「ココット料理」ばかりを強調してきたのですが、店内の雰囲気がかなりわたし好み。

まさにお店の名前通り、ヨーロッパの「バル」(酒場)なのです。






飲み放題を付けたコース料理もすべて美味しく、心地よいひとときでした。






 ↑ お店イチオシのココット(鍋)料理







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2月4日付サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラム(の完全版)。



3日夜から、長崎市でランタンフェスティバルが始まった。

17日までの期間中、市内中心部は約1万5千個にも及ぶ極彩色のランタンなどで彩られ、中国色豊かな多くのイベントが、昼夜に渡り繰り広げられる。

先月、このイベントを育てた林敏幸さんから、立ち上げから現在に至るまでの苦労話などを、現地で直接聞く機会があった。





林さんは、中華料理店「会楽園」の支配人。

催しのそもそものきっかけは、横浜や神戸と違ってシンボルのなかった中華街に「門を作ろう」と立ち上がったことだという。

周囲の説得や資金作りに2、3年かかったが、1986(昭和61)年に1億数千万円かけて四つの門が完成。

その翌年、一周年のお祝いにと旧正月を祝う「春節祭」を開催した。

300~400個の台湾産ちょうちんを購入して飾り、イベントは中国獅子舞やちゃんぽん早食い競争程度のものだった。


「長崎ランタンフェスティバル」の名称は1994年からで、今では90万人の来場、86億円もの経済波及効果をもたらす催しへと育った。

「“水と油”の行政と民間とが、本音で深夜までぶつかり合い『長崎を思う気持ちは一緒』と、対等の立場で手を組めたのが大きい」と林さん。


“思い”を持った官と民との本音でのぶつかり合い…。

山口も、かくありたい。


  


Posted by かいさく at 20:50Comments(0)稜線
この言葉は、男子柔道60キロ級の野村忠宏選手(ミキハウス)が昨日、ホテルニュータナカでの質問に対して、しばらく考えた上で返答されたものです。

アトランタシドニーアテネの各五輪で3連覇という偉業を果たした彼の講演会が、山口大山口県立大山口経済同友会主催の「産・学・官新年交流会」内であり、聴講しました。

テレビ山口・柳田純司アナとのトークショー形式です。




野村さんの著書のタイトルでもある「折れない心」の演題で、自身のこれまでを振り返って話されました。

柔道一家に生まれたもののなかなか勝てなかった高校生までが、天理大で恩師・細川先生と出会ったことで一変します。
毎日1時間半の練習について「がんばってるけど、練習をがんばっているだけ。強くなりたければ時間を気にするな」との指導を受け、最初から全力で取り組むように。
30分で息が上がり「休憩していいですか」と聞くと、「その程度でバテるんか?」
「なにくそ!」とそこからの5分、10分の追い込みが、真の力に。
半年後に学生チャンピオンになり、あれよあれよと、アトランタ五輪につながっていったそうです。


さて、冒頭の言葉は「覇気のない学生に、やる気を出してもらうには?」との問いかけに対して返ってきたもの。

「自分が選んだ道は、自分のやりたい事。だったら真剣に取り組め!」とのメッセージです。
共感しました。



当日はなんと、金メダルを三つとも持参face08




野村さんは会場内を隅々まで巡り、参加者は間近に見、また少しだけ触らせてももらいましたface02





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Posted by かいさく at 23:27Comments(0)山口県