2014(平成26)年8月15日付サンデー山口(山口版)の「稜線」に掲載したコラム(の完全版)。
どうにも最近、気忙しい日々が続いている。
「犯人」探しをしてみたら、ソーシャルネットワークサービス(SNS)が、自分の「すき間時間」を奪っているためだと気がついた。
NTTアドによる「ソーシャルメディアにおける情報共有」の実態調査によると、
1.フェイスブックは「学生時代や社会人になってからの友人や知人」との「プライベートなネタ」共有に、
2.ツイッターは「フォローした(された)さまざまな人たち・同じ趣味や嗜好を持つ人たち」との「マスメディアで取り上げられた二次情報」共有に、
3.ラインは「学生時代や社会人になってからの友人や知人」「家族や血縁関係にある人たち」との「仲間同士での会話の延長」に利用されている。
わたしの場合、1と2には、仕事面での有益な情報を得るのが目的で接触しているのだが、玉石混淆の内容に時間の無駄を感じることもしばしば。
3は、実態調査同様の使い方である。
さらに、不特定多数の人たちに対しては、この「それっcha!」上の「かいさくブログ」と、山口市の「地域編集長」を任されている「ウォーカー47」で情報発信。
ただ、1、2、3とも、そうしようと思えば、困ったことにいくらでも時間を費やせる。
若い世代には「1で友人の近況を知り、2で情報収集、3で雑談する」人も多いようだ。
「ネットはリアルを補完するもの」との意識があれば、わたしのように「すき間時間」ととらえるのだろうが、逆転していたら本末転倒。
人と人とのつながりを補完するのが、SNSの役割だろう。
どうにも最近、気忙しい日々が続いている。
「犯人」探しをしてみたら、ソーシャルネットワークサービス(SNS)が、自分の「すき間時間」を奪っているためだと気がついた。
NTTアドによる「ソーシャルメディアにおける情報共有」の実態調査によると、
1.フェイスブックは「学生時代や社会人になってからの友人や知人」との「プライベートなネタ」共有に、
2.ツイッターは「フォローした(された)さまざまな人たち・同じ趣味や嗜好を持つ人たち」との「マスメディアで取り上げられた二次情報」共有に、
3.ラインは「学生時代や社会人になってからの友人や知人」「家族や血縁関係にある人たち」との「仲間同士での会話の延長」に利用されている。
わたしの場合、1と2には、仕事面での有益な情報を得るのが目的で接触しているのだが、玉石混淆の内容に時間の無駄を感じることもしばしば。
3は、実態調査同様の使い方である。
さらに、不特定多数の人たちに対しては、この「それっcha!」上の「かいさくブログ」と、山口市の「地域編集長」を任されている「ウォーカー47」で情報発信。
ただ、1、2、3とも、そうしようと思えば、困ったことにいくらでも時間を費やせる。
若い世代には「1で友人の近況を知り、2で情報収集、3で雑談する」人も多いようだ。
「ネットはリアルを補完するもの」との意識があれば、わたしのように「すき間時間」ととらえるのだろうが、逆転していたら本末転倒。
人と人とのつながりを補完するのが、SNSの役割だろう。
2014(平成26)年8月1日付サンデー山口(山口版)の「稜線」に掲載したコラム。
市内の団体、事業所および個人が毎月1万円を拠出することで、地域の芸術文化活動を支援しようという「山口メセナ倶楽部」(tel:083-925-2300)。
設立から20周年を迎え、7月に三つの記念事業を開催した。
一つ目は、YCAMでの20周年記念公演(7月6日)。
支援団体の中でも特に優れたと認められた6団体が出演し、弦楽演奏、よさこい、鷺流狂言、演劇、合唱などを次々に披露。
延べ350人が来場・鑑賞した。
※当日の様子はこちら
二つ目は、20周年記念メセナ賞。
足立明男(YCAM館長)、斎藤郁夫(県立美術館副館長)、大和保男(萩焼作家)の3氏が選考委員を務め、彫刻家・田辺武さんと服飾デザイナー・片山涼子さんに授与された。
三つ目は、20周年記念誌の発行。

20年間の歩みを、初めて1年ごとに振り返った。

足立、斎藤、大和の3氏による座談会「山口市の文化・芸術と山口メセナ倶楽部」も収録されている。

さて、同会による市内芸術文化活動に対する“栄養投与”が将来にわたり続けられるかは、当初の84から30まで減少した会員が、今後どれだけ増えるかによる。
座談会にも出てきた「アートあふれる楽しい山口市」。
想像してみて「いいね!」と思われる方は、ぜひ会員になってほしい。
市内の団体、事業所および個人が毎月1万円を拠出することで、地域の芸術文化活動を支援しようという「山口メセナ倶楽部」(tel:083-925-2300)。
設立から20周年を迎え、7月に三つの記念事業を開催した。
一つ目は、YCAMでの20周年記念公演(7月6日)。
支援団体の中でも特に優れたと認められた6団体が出演し、弦楽演奏、よさこい、鷺流狂言、演劇、合唱などを次々に披露。
延べ350人が来場・鑑賞した。
※当日の様子はこちら
二つ目は、20周年記念メセナ賞。
足立明男(YCAM館長)、斎藤郁夫(県立美術館副館長)、大和保男(萩焼作家)の3氏が選考委員を務め、彫刻家・田辺武さんと服飾デザイナー・片山涼子さんに授与された。
三つ目は、20周年記念誌の発行。

20年間の歩みを、初めて1年ごとに振り返った。

足立、斎藤、大和の3氏による座談会「山口市の文化・芸術と山口メセナ倶楽部」も収録されている。

さて、同会による市内芸術文化活動に対する“栄養投与”が将来にわたり続けられるかは、当初の84から30まで減少した会員が、今後どれだけ増えるかによる。
座談会にも出てきた「アートあふれる楽しい山口市」。
想像してみて「いいね!」と思われる方は、ぜひ会員になってほしい。