2017年12月22日

「山口突出」

2017年12月22日付サンデー山口掲載「稜線」より


12月6日付の日経新聞に掲載された「内閣・自民支持は西高東低」「衆院選情勢山口突出、東北は下位」という記事が目を引いた。

地域や職業の違いによる支持率の違いから「列島民意」を探る「世論調査考」という2回連載の前編で、10月の衆院選での情勢調査から、都道府県別の内閣支持率について考察している。

全国の37%に対し、山口県民の内閣支持率は56%。
指示率が過半数を超えたのは山口だけで、2位の富山県(47%)に9%差をつけている。
こう突出しているとは思わなかったので、少々驚いた。

記事では「もともと自民党の基盤が強いのに加え、有権者は地元政治家が首相になると内閣を支持する傾向がある」と、その理由を分析している。


http://sunyama.soreccha.jp/e423768.html  


Posted by かいさく at 17:59Comments(0)山口県稜線サンデー山口
2017年12月15日付サンデー山口掲載「稜線」より


「山口において日本で初めての降誕祭の祝いが催されたが、その報せに接したキリシタンたちは、これを大いに喜んだ」。
これは、ルイス・フロイス著「日本史」の第1部8章に登場する一節。

「降誕祭の日我等はミサを歌ひ、よき声にはあらざりしがキリシタン等はこれを聞きて大に喜びたり。同日は終夜キリスト一代記を語り、両パードレは六回ミサを行ひ、これを行ふ理由を説明せり」。
これは、「耶蘇会士日本通信」に収められた、ペロ・ダルカセバによる書簡の一節。

どちらも、日本初のクリスマスが、1552(天文21)年12月10日(旧暦)に山口で開催されたことを伝えている。
「日本のクリスマスは山口から」。
山口市民みなに知っておいてほしい史実だ。








▲山口市中心部に灯る「山口の灯り」たち


http://sunyama.soreccha.jp/e423329.html  


Posted by かいさく at 10:32Comments(0)山口市稜線サンデー山口
2017年12月8日付サンデー山口掲載「稜線」より



ふるさと納税は、全国の自治体が知恵を絞って「お礼」の内容を競っていった結果、最近では「体験型」の返礼品が増えているという。

きょう12月8日とあす12月9日、東京・有楽町駅前広場でふるさと納税のイベントがあり、山口市など「体験型お礼」を提供する自治体が複数参加。
山口市は「湯田温泉宿泊人間ドック」(10万円以上の寄付)を、他の自治体は「1年間そばオーナー」「お墓掃除・お参り代行」「子牛の命名権」などをPRするそうだ。

今年の納税分からの控除は、年内に寄付した分でしか受けられない。
この催しへの参加が、首都圏に住む人たちの駆け込み需要につながり、山口市(湯田温泉)を「体験」しに訪れる人と、税収とのダブル増につながればと願う。


http://sunyama.soreccha.jp/e422878.html  


Posted by かいさく at 20:33Comments(0)山口市稜線サンデー山口
2017年12月1日付サンデー山口掲載「稜線」より


11月11日に山口県教育会館であった「拉致問題を考える国民の集い」で、その5日前に米トランプ大統領とも面会した横田拓也さん(横田めぐみさんの弟)と松本孟さん(松本京子さんの兄)の話を聞いた。



「拉致などありえないと思われていた時代、普通に暮らしていた家族が突如消え『自分たちのせいで家出や自殺をしたのでは、と親たちはずっと自責の念に駆られていた』」
「もう一度会いたい。そのためにも、この問題が忘れられるのが一番怖い」
等の言葉は、胸に強く迫ってきた。





地元・湯田温泉での特定失踪者・西村京子さんの母育代さんと、下関市豊浦町での河田君江さんの母奈津江さんも、壇上で訴えた。



あらためて「自分ごと」ととらえるべきだと認識した。


http://sunyama.soreccha.jp/e422399.html  


Posted by かいさく at 17:51Comments(0)山口市山口県稜線サンデー山口