きょう、サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラム。



残すところあとわずかとなったロンドン五輪だが、特に団体戦(競技)を中心に、見ていて心を揺さぶられる感動シーンが続いている。

競泳、サッカー、体操、フェンシング…。


その一方で、残念な結果に終わった選手たちもいる。

とはいえ、積み重ねた努力、そして精いっぱい戦う姿勢は日本トップクラスなのだ。

惜しみない拍手を送りたい。

特に、競技となった1964(昭39)年の東京五輪以来、事情のあったメキシコ・モスクワ両大会以外で獲得し続けてきた金メダルが途切れてしまった男子柔道。

最後に登場した市出身の上川大樹選手には相当なバッシングもあるだろう。

それらに負けず、4年後・リオでの雪辱を目指してほしい。


最大級の賛辞を送りたいのが、銀メダルに輝いた女子卓球の「3人娘」だ。

団体決勝戦は、パブリックビューイング会場の県総合保健会館で観戦したが、心一つになった場内は、大歓声とため息の繰り返し。

福原選手とダブルスがそれぞれ1ゲーム取ったときは、みな立ち上がり、割れんばかりの大拍手だった。


個人でもベスト4に入った市出身・石川佳純選手、そして彼女を支えてきたご家族の方々には「おめでとう」とともに、たくさんの感動や勇気をもらい「ありがとう」と言いたい。


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Posted by かいさく at 17:20Comments(0)稜線