3月28日付サンデー山口(山口版)の「稜線」に掲載したコラム。



20日、社会福祉法人青藍会「はあと保育園」竣工式に出席。

そこであった渥美由喜(なおき)さんによる記念講演「誰もがイキイキと働き、暮らす地域づくり~ワークライフバランスのすすめ」が素晴らしかった。



東レ経営研究所勤務の渥美さんは、内閣府少子化危機突破タスクフォース政策推進チームリーダーでもあり、NHKの人気番組「朝イチ」にも3度出演。

テーマが「産後クライシス」の時には、2500枚ものファクスが寄せられたという。


20年間にわたり週末には、地元の公園で「こども会」のボランティア活動を継続し、2000人と出会ってきた。

プライベートでは7歳と3歳の子を共働きの妻とともに育てており、育児休業も2回取得。

下の子には障害があり、4年前からは認知症と統合失調症を患う父の介護も実践中だ。


これら実体験に裏打ちされた話は、説得力が違う。

「遊んだり、おやつを食べさせたりする子ども会を楽しみに訪れるのは、親に虐待されたり見捨てられた少年少女たち」

「“珍獣”に見られた公園デビュー」

「大変だが楽しい子育てと、尊敬する親が少しづつ壊れるのにつきあう介護」

「上司・佐々木常夫さん(著書多数)の『運命を引き受けなさい』との言葉」

「ワークもライフも『良かった』づくり」


等々、とても書き切れない。


興味を持たれたら、ぜひ検索を。


  


Posted by かいさく at 19:35Comments(0)稜線サンデー山口