2015(平成27)年6月26日付サンデー山口(山口版)の「稜線」に掲載したコラム。


6月12日付の小欄で、「日本創成会議」による東京都および周辺3県への地方移住提言について書いた。

概要は、その「移住先」に山口市が選ばれたのは、人口減少改善、消費喚起、雇用創出等につながる、大きなチャンス。

移住提言には、「縁もゆかりもない土地に、簡単には行けない」と批判する声も多いが、2010(平成22)年から山口商工会議所が目指している「世界一のアクティブエイジングシティー」になれば、その批判を封じ込めることもできよう、というものだ。


一方では山口市も「健康都市の実現」に向けて、本年度から2017(平成29)年度を対象期間とする「山口市元気いきいき推進計画」を策定している。




各種調査から現状と課題を洗い出し、さまざまな分野における市民の「目標」を立てた。

「1日3食食べ、栄養バランスのとれた健康的な食生活を実践」
「身体活動の増加や習慣的な運動に取り組む」
「節度ある適度な量を守って飲酒し、健康を維持」
「定期的に健康診査やがん検診を受診し、その結果を健康管理に活用」
などが並ぶ。


耳の痛い「目標」ばかりだが、目指すのは、市民が各地域で「自分らしく健やかに安心して生活できている」都市の姿だという。

そのことを第一に、あまりムリせず、健康体を目指したい。


  


Posted by かいさく at 20:09Comments(0)山口市稜線サンデー山口