10月21日付サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラム(の完全版)。
先日、SLやまぐち号で、湯田温泉駅から津和野駅までを往復した。
その日は、往路が重連運転、復路がプッシュプル運転の日で、C57型1号機「貴婦人」とC56型160号機「ポニー」による“強力タッグ”を、存分に堪能できた。

1979(昭58)年8月の復活劇から30年以上が経過しても、その人気は絶大だ。
機関車2両による特別運転日ということもあったのだろうが、沿線や停車駅ホームは人、人、人だらけ。
特に「撮影スポット」とされる場所では、カメラの長い放列が、どこにでも見られた。
やまぐち号と並走して写真撮影するクルマ(撮影者は助手席)や、バイクに乗って撮影スポットへの先回りを繰り返す人もおり「この日の1往復だけで、いったいどれだけの数のシャッターが押されたのだろう?」と、自らも写真を撮りながら思ってしまった。

さて、やまぐち号の車窓から外を眺めていて気付いた点が一つ。
視界に入るすべての人がこちらの方を向き、それがみな笑顔なのだ。
さらに、老若男女の隔てなく、感覚では8割以上が、こちらに対して手を振ってくれる。
そして、乗車している側も、それに対してまた手を振り返す。
どうやらSLには、周りの人たちを幸せにしてくれる魔法がかかっているようだ。
ある意味、山口の「テーマパーク」だともいえるだろう。

先日、SLやまぐち号で、湯田温泉駅から津和野駅までを往復した。
その日は、往路が重連運転、復路がプッシュプル運転の日で、C57型1号機「貴婦人」とC56型160号機「ポニー」による“強力タッグ”を、存分に堪能できた。
1979(昭58)年8月の復活劇から30年以上が経過しても、その人気は絶大だ。
機関車2両による特別運転日ということもあったのだろうが、沿線や停車駅ホームは人、人、人だらけ。
特に「撮影スポット」とされる場所では、カメラの長い放列が、どこにでも見られた。
やまぐち号と並走して写真撮影するクルマ(撮影者は助手席)や、バイクに乗って撮影スポットへの先回りを繰り返す人もおり「この日の1往復だけで、いったいどれだけの数のシャッターが押されたのだろう?」と、自らも写真を撮りながら思ってしまった。
さて、やまぐち号の車窓から外を眺めていて気付いた点が一つ。
視界に入るすべての人がこちらの方を向き、それがみな笑顔なのだ。
さらに、老若男女の隔てなく、感覚では8割以上が、こちらに対して手を振ってくれる。
そして、乗車している側も、それに対してまた手を振り返す。
どうやらSLには、周りの人たちを幸せにしてくれる魔法がかかっているようだ。
ある意味、山口の「テーマパーク」だともいえるだろう。
Posted by かいさく at 17:25│Comments(2)
│仕事
この記事へのコメント
いいなぁ
ワタシ乗車したことないんですよ・・・
「手を振る人々」
こころのともFUMIちゃんの関西友人は、あれは『サクラ』
仕込みだと思っていたらしいデス
Posted by 沓野 優紀 at 2011年10月22日 21:00
近くにあって「いつでも乗れる」と思うと、なかなか乗りませんよね。
大きな声ではいえませんが、わたしもこれが初めてでした(^^;)
「手を振る人」だけでなく、「農作業の手を休めてこちらを見るお年寄り」もたくさんいらっしゃいました。
「北の国から」での大滝秀治さん(文化功労賞おめでとうございます!)が、次から次に登場するような感じ。
Posted by 開作 真人 at 2011年10月25日 19:25
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