きょう、サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラム。


いよいよ、ロンドン五輪が開幕する。

出場選手たちの全力プレー、記録の更新、そして日本選手団による一つでも多くのメダル獲得に期待しよう。

時差が8時間あるのは少々つらいが、数多くの感動を与えてくれるはずだ。


山口市からは、卓球女子で石川佳純選手(19)が、柔道男子100キロ超級で上川大樹選手(22)が、共に初出場する。

2人とも全国的に注目を集めている選手でもあり「地元びいき」を超えて応援したい存在だ。


石川選手は、現在日本人選手中トップの世界ランキング6位で、シングルスでは第4シードに入った。

3回戦からの出場で、かつ中国勢とは準決勝まで対戦しない組み合わせなので、上位入賞が期待できそうだ。

さらに団体戦も第2シードに入り、第1シードの中国とは決勝まで当たらない。

1988(昭63)年のソウル五輪で正式種目になってから24年。

以来一つも取れていないメダルに、ようやく手が届くかもしれない。

日本時間30日(月)に初戦を迎える。


上川選手は、日本柔道チームの「エース」であり「大トリ」を務める階級への出場。

試合は8月3日(金)にある。

2010(平22)年の世界選手権で、4連覇に挑んだテディ・リネール(フランス)を破って金メダルを獲得した再現を期待したい。


  


Posted by かいさく at 14:39Comments(0)稜線