本日、サンデー山口の「稜線」というコーナーに掲載したコラム。


このほど、県農業協同組合中央会は小学校3、4、5年生向け社会科副読本「くらしをささえる 山口県の農林水産業」を改訂発行した。

県内の農林水産業について「わたしたちの食べ物を育てたり、とったりするだけでなく、緑ゆたかな自然を守る大切な役割もしています。この本を読んで、市や町の農林水産業の問題や、これからの農林水産業のはってんについて考えてみましょう」と呼びかけている。

食糧需給のグローバル化は年々加速し、日本の食糧自給率は39%と先進国では最低水準に。
そして、新興国における輸入拡大や世界の人口増加、また投機目的での穀物取引などがその値段をつり上げている。
さらにミャンマーを襲ったサイクロンや中国・四川大地震が、さらなる食糧不足を助長させることだろう。

この冊子では、県内で作られている農産物として、コメ、ダイコン、キュウリ、タマネギ、レンコン、ミカン、イチゴなどが、また水産資源では、タイ、イカ、アジ、ハモ、アユ、アサリ、シジミ、ノリ、ワカメなどが紹介されている。

これらの振興を一層図り、地産地消を推し進めることが、平成飢饉への備えにもなる。

一刻も早く昔に立ち返り、第一次産業が生業として成り立つ社会を目指すべきだと思う。



近い将来、これまでのような食生活は送れなくなることでしょう。

そして、食の安心・安全環境保護ストップ大量廃棄…。
いろんなキーワードを思い浮かべると、目指すべき方向は「地産地消」しかありません。

ヨーロッパの国々のように、街の中心部にあるマーケット(市場)で、その日採れた新鮮な食材を購入。
毎日の食卓は、地場のもので彩られる。

そんな社会がくるのも、それほど遠くないのかも知れませんね。



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Posted by かいさく at 16:59│Comments(0)稜線
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