本日、サンデー山口の「稜線」というコーナーに掲載したコラム。
イタリア・フィレンツェの世界遺産登録地区にある「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」や、ドイツ・ベルリンの壁などへの落書きが大きな問題となっている。
ただ、これは氷山の一角にすぎず、日本人による落書きは世界中の文化遺産に残されている。
とはいえ、数としてはそれ以外の文字の方が圧倒的に多い。
そして、日本における落書き発覚者への厳しい処分は、海外では驚きを持って伝えられている。
その背景には、「落書きも年輪を重ねれば文化」だととらえるのか、「落書きは傷つける行為」だととらえるのか、考え方の違いが根底にあるように感じる。
日本では後者がスタンダードなのだが、前者のとらえ方をする国も多いのだろう。
ただ、間違いないのは、歴史的建造物はその維持・修繕に多大な費用がかかっており、落書き行為はその負担をいっそう増加させるということ。
さらには、取り返しのつかない「破壊」という結果にもつながりかねない。
秋芳洞での落書きなどは、まさに破壊行為といえるだろう。
観光地に残されたたくさんの落書きを見て「みながやってるなら自分も…」と思ったなら、それは大きな間違い。
ほとんどの人は落書きなどしていないのだから。
この問題に対するマスコミ報道、ただ「落書きはいかん!」という一方的な論調が、あまりにも多すぎたように感じます。
また、日本人による落書き、今の社会を反映してなのか、「仲良くしようね」とか薄っぺらな内容が多すぎ。
どうしても書きたいのなら(自然破壊は絶対にダメだけど)、数百年後に価値のでるようなものにしろ。
でなければ、落書きする資格無し!
と言いたいです。
イタリア・フィレンツェの世界遺産登録地区にある「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」や、ドイツ・ベルリンの壁などへの落書きが大きな問題となっている。
ただ、これは氷山の一角にすぎず、日本人による落書きは世界中の文化遺産に残されている。
とはいえ、数としてはそれ以外の文字の方が圧倒的に多い。
そして、日本における落書き発覚者への厳しい処分は、海外では驚きを持って伝えられている。
その背景には、「落書きも年輪を重ねれば文化」だととらえるのか、「落書きは傷つける行為」だととらえるのか、考え方の違いが根底にあるように感じる。
日本では後者がスタンダードなのだが、前者のとらえ方をする国も多いのだろう。
ただ、間違いないのは、歴史的建造物はその維持・修繕に多大な費用がかかっており、落書き行為はその負担をいっそう増加させるということ。
さらには、取り返しのつかない「破壊」という結果にもつながりかねない。
秋芳洞での落書きなどは、まさに破壊行為といえるだろう。
観光地に残されたたくさんの落書きを見て「みながやってるなら自分も…」と思ったなら、それは大きな間違い。
ほとんどの人は落書きなどしていないのだから。
この問題に対するマスコミ報道、ただ「落書きはいかん!」という一方的な論調が、あまりにも多すぎたように感じます。
また、日本人による落書き、今の社会を反映してなのか、「仲良くしようね」とか薄っぺらな内容が多すぎ。
どうしても書きたいのなら(自然破壊は絶対にダメだけど)、数百年後に価値のでるようなものにしろ。
でなければ、落書きする資格無し!
と言いたいです。
Posted by かいさく at 17:48│Comments(2)
│稜線
この記事へのコメント
ごもっとも!!
ワタシも同感です。
昔、昔、そのまた昔・・・
『●●只今 参上!! 』と、書いた事があります。
(*_ _)人ゴメンナサイ
書いたのは、駅の伝言版(古っ(≧∇≦))ですけど・・・・
Posted by ちい at 2008年07月16日 12:58
(^0^)/ハハハ
そんなの、よくやりましたよね。
スプレーで壁に「夜露死苦」…、なんかはしてないけど。
Posted by 開作 真人 at 2008年07月16日 16:09