きょう、サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラム。
5月1日に発売された山口市プレミアム付き共通商品券「ぶち得する券」。
10月31日の使用期限まであと1カ月半となったが、販売された5万セット・5億円(額面総額5億5千万円)のうち、約9割はすでに使用されたという。
さて、市議会で審議されているさなかの2月27日付小欄でこの事業について触れた。
概要を記した後「市内に活気をもたらす事業は大歓迎だ。各店舗には、これに合わせたセール開催等、需要喚起策を期待したい」と結んでいる。
しかしながら、現時点での同券取り扱い上位120社(山口商工会議所管内のみ)に対するアンケート結果を見ると、同券を活用した販促イベントを「実施した」店舗はわずか18・5%にとどまり「実施していない」が81・5%に上った。
また、同券の取り扱いでメリットが「ある」と答えたのは51・8%で「なし」が48・2%と、ほぼ半々。
その一方で、再度同様の事業が実施されれば「参加する」との答えが86・6%を占めている。
参加店舗からは、5%の換金手数料によって「もうけにならない」との悲鳴も聞く。
とはいえ、どうせ参加するのなら施策にうまく便乗し、めいめいが利益を享受できるような一工夫もほしいところだ。
来年以降に期待したい。
5月1日に発売された山口市プレミアム付き共通商品券「ぶち得する券」。
10月31日の使用期限まであと1カ月半となったが、販売された5万セット・5億円(額面総額5億5千万円)のうち、約9割はすでに使用されたという。
さて、市議会で審議されているさなかの2月27日付小欄でこの事業について触れた。
概要を記した後「市内に活気をもたらす事業は大歓迎だ。各店舗には、これに合わせたセール開催等、需要喚起策を期待したい」と結んでいる。
しかしながら、現時点での同券取り扱い上位120社(山口商工会議所管内のみ)に対するアンケート結果を見ると、同券を活用した販促イベントを「実施した」店舗はわずか18・5%にとどまり「実施していない」が81・5%に上った。
また、同券の取り扱いでメリットが「ある」と答えたのは51・8%で「なし」が48・2%と、ほぼ半々。
その一方で、再度同様の事業が実施されれば「参加する」との答えが86・6%を占めている。
参加店舗からは、5%の換金手数料によって「もうけにならない」との悲鳴も聞く。
とはいえ、どうせ参加するのなら施策にうまく便乗し、めいめいが利益を享受できるような一工夫もほしいところだ。
来年以降に期待したい。
Posted by かいさく at 14:59│Comments(0)
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