2011年02月20日

この人口密度だと…

2月18日付サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラム(の完全版)。



昨年実施された国勢調査(10月1日)の結果速報によると、山口県の人口は145万1372人で、2005(平成17)年の前回調査より4万1234人減少した。

世帯数は、逆に5735増えて59万7195で、1世帯当たりの人数は2・43人(前回は2・52人)だった。

人口は、1985(昭和60)年の160万1627人を境に減り続けている。


その中で、山口市の人口は19万6643人と、下関市(28万987人)に次ぐ県内2位だった。

これまで、1990(平成2)年が18万7793人、1995(平成7)年が19万3172人、2000(平成12)年が19万7115人、2005年が19万9297人と増加を続けてきたのだが、一転、2654人の減少となった。

世帯数は8万12811372の増加で、1世帯当たり人数は2・4人(前回は2・5人)だった。


そして、面積が広島県庄原市(1246・6平方キロ)に続き中国地方で2番目に大きい(1023・3平方キロ)だけあって、人口密度は1平方キロ当たり192・2人と低い。

防府市の618・5人、下松市の615・7人、宇部市の603・7人、光市の576・4人などと比べると歴然だ。


今後は、運転のできない高齢者が加速度的に増えていく。

買い物・通院等の“難民”対策は待ったなしだが、この人口密度だと妙案は…。




さて、このコラムを書いた直後、山口商工会議所の会議において公共交通のあり方について議論しました(内容については書けませんが)。

また、公共交通について考えようという山口市主催の催しが、2月27日(日)午前10時から午後3時まで「山口市中央公園」で開催されます。
この日から1週間は「山口市民公共交通週間」にも定められます。

この人口密度だと…

詳細は、2月23日付「サンデー山口 山口版」に掲載される広告をごらん下さい(山口市内の方限定情報で、すみません)。





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Posted by かいさく at 15:13│Comments(0)稜線
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