2月10日付サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラム(の全面改訂版)。


昨年のことになるが、あるテレビ番組で「あめの消費量日本一は山口市」と紹介されたそうだ。

個人的にはそのような実感はないのだが、みなさんはどうだろう?


そこで興味がわき、ほかにも日本一がないか、総務省統計局家計調査結果をのぞいてみた。

ウェブサイトには、都道府県庁所在市及び政令指定都市における、2008(平成20)年から2010(平成22)年のランキングが掲載されている。


すると「菓子類消費の際だつ」山口市との特性が浮かび上がってきた。


ビスケットおよびスナック菓子の消費金額が全国1位(県庁所在市及び政令指定都市で)。

さらに、チョコレート(2位)、チョコレート菓子(4位)、キャンデー(5位)、まんじゅう(7位)、ゼリー(8位)などが10位内に入っている。


また、その他のジャンルで消費金額・数量の多いものには、なべ・やかん(14位・2位)、(16位・2位)、マーガリン(2位・3位)、アジ(ともに3位)、鶏肉(6位・3位)、ソーセージ(ともに4位)、コーヒー(14位・5位)、合いびき肉(3位・7位)、粉ミルク(3位・7位)、即席めん(5位・7位)、小麦粉(6位・7位)、はくさい漬け(15位、7位)、タコ(9位・8位)、エビ(16位・8位)、ベーコン(5位・9位)、れんこん(20位・9位)、カレイ(ともに10位)などがある。

また、金額のみ表記されたものでは、学校給食(1位)、ふりかけ(2位)、ココア・ココア飲料(2位)、洋食外食(5位)、和食外食(6位)、乳飲料(6位)、弁当(7位)、ちくわ(8位)、かまぼこ(8位)などの品目が目立った。


こうしてみると、地元の海の幸・山の幸よりも、加工品がより消費されている実態がわかる。

自然豊かな山口県なのに、なんだかもったいない。

地産地消の進む仕組みを、しっかり整えたいものだ。





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Posted by かいさく at 15:45│Comments(0)稜線
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