18日付サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラム。



昨年8月に運行が開始された、山口宇部空港と山口市とを結ぶ路線バスの利用者が少なく、存続が危ぶまれているという。


バスが停車するのは、JR山口駅、米屋町、県庁前、センタービル前、商工会館前、情報芸術センター前、NTT山口前、湯田温泉通、維新公園前、競技場前の10カ所。

山口駅から空港までの所要時間は59分で、1日6往復する。

乗車料金は1300~1500円。

4月までの1便あたり平均乗車人数は、45人の定員に対してわずか3人程度だという。

これでは、採算がとれない。


一方、大隅タクシーが運行する市内と空港とを結ぶ乗り合いタクシーの料金は、1人当たり2300円。

自宅やホテルの玄関と空港とを結んでくれ、通常料金よりかなり格安なのが魅力だが、前日までに予約が必要なのがマイナス面か。


これらに対し、マイカー利用は快適この上ない。

山口宇部道路を使えば市中心部から約40分で到着でき、クルマを何日置いても無料なのだ。

1500台分あるので「満車」もほぼない。


でも、これって「民業圧迫」だと思う。

駐車場は有料化し、収入は環境整備等に回すべきではないか?

公共交通の充実は、他県から来る人たちへのサービス向上にもつながるはずだ。





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Posted by かいさく at 20:29│Comments(0)稜線
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