2015(平成27)年1月23日付サンデー山口(山口版)の「稜線」に掲載したコラム(の完全版)。
1月17日(土)付本紙に、2015(平成27)年の展望を山口市内の経営者・企業幹部など「経営リーダー」99人に聞いたアンケート結果を掲載した。
全国や県単位での調査結果はよく目にするが、「山口市」という狭い範囲では珍しいと思う。
「官公庁のまち」「煙突(工場)のないまち」「県庁所在地の中で最下位クラスの人口」など、全国的に見ても特色のある本市に立地する民間企業は、「2015年」をどう見据えているのだろうか。
まず「御社(支店)の業況判断」は、「良くなる」との回答が34.3%で、「悪くなる」7.1%の5倍を占めた。
さらに「市内企業における賃金」も、「上昇」が19.2%と「下降」7.1%の約3倍だった。
一方、他社も含む「市内の景気」について聞くと、「変わらない」は71.7%で、「良くなる」と「悪くなる」は、ともに14.1%。
また「市内企業における雇用」は「増加」(19.2%)と「減少」(18.2%)とが拮抗している。
深読みすると、山口市内の景気は「良くも悪くもない」が、市外に向けて(も)事業展開している企業は「(円安や大企業の業績回復もあり、自分の会社は)「良くなる」というところだろうか。
逆に言えば、山口市内でのみ物販やサービスを提供している会社は「変わらない」もしくは「悪くなる」ということにもなる。
雇用や賃金面でも、同様のことが言えよう。
山口市内だけを営業対象にする企業への消費がいかに増えるか、今後の本市の景気はそこに左右される。
1月17日(土)付本紙に、2015(平成27)年の展望を山口市内の経営者・企業幹部など「経営リーダー」99人に聞いたアンケート結果を掲載した。
全国や県単位での調査結果はよく目にするが、「山口市」という狭い範囲では珍しいと思う。
「官公庁のまち」「煙突(工場)のないまち」「県庁所在地の中で最下位クラスの人口」など、全国的に見ても特色のある本市に立地する民間企業は、「2015年」をどう見据えているのだろうか。
まず「御社(支店)の業況判断」は、「良くなる」との回答が34.3%で、「悪くなる」7.1%の5倍を占めた。
さらに「市内企業における賃金」も、「上昇」が19.2%と「下降」7.1%の約3倍だった。
一方、他社も含む「市内の景気」について聞くと、「変わらない」は71.7%で、「良くなる」と「悪くなる」は、ともに14.1%。
また「市内企業における雇用」は「増加」(19.2%)と「減少」(18.2%)とが拮抗している。
深読みすると、山口市内の景気は「良くも悪くもない」が、市外に向けて(も)事業展開している企業は「(円安や大企業の業績回復もあり、自分の会社は)「良くなる」というところだろうか。
逆に言えば、山口市内でのみ物販やサービスを提供している会社は「変わらない」もしくは「悪くなる」ということにもなる。
雇用や賃金面でも、同様のことが言えよう。
山口市内だけを営業対象にする企業への消費がいかに増えるか、今後の本市の景気はそこに左右される。
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