きょう、サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラム。



プロ野球もキャンプインし、いよいよ球春間近。

西京スタジアムでは、読売ジャイアンツ対千葉ロッテマリーンズのオープン戦も、3月5日に開催される。


ところがだ、県内で開催されるオープン戦・公式戦はこの一試合のみ。

例年数試合を開催してきた横浜ベイスターズが、今年はやってこない。

1950(昭和25)年のプロ野球発足時に、前身の大洋ホエールズとして下関に誕生。

本拠地として3年間を過ごして以来続いてきた縁が、とうとう途切れてしまうのか…。


球団および親会社の経営環境の厳しさや、地方球場での興行が採算に合わないこともよくわかる。

しかしながら、生誕の地・山口県だけは特別扱いしてほしかった。


昨年、ベースボール・マガジン社から「ホエールズ&ベイスターズ60年の軌跡」という本が発売された。

巻末を締めくくったのは「球団の歴史をたどる旅の終着点は、生誕の地・山口県下関市としたい」との同社・山口真一記者の思いによる取材記事だ。

文中、当時を知る下関の女性は、ベイスターズの選手たちに「自分たちのルーツは下関なんだと、心の隅っこでいいから覚えていてほしい。それだけで下関の人はうれしいんです」と呼びかけている。

思いが届かず、本当に残念だ。




前に「ホエールズ&ベイスターズ60年の軌跡」について取り上げた記事はこちらです。

  


Posted by かいさく at 20:17Comments(0)稜線