きょう、サンデー山口山口版の「稜線」に掲載したコラム。



遅ればせながら、最近になってブルーレイレコーダーを手に入れた。

まだ使い慣れない中で、自宅でデジタル録画した番組を持ち出し、会社で視聴する必要に迫られたのだが…。

我がオフィスには、ブルーレイどころかDVDプレーヤーもなく、テレビ(アナログ)につながっているのはビデオデッキだけ。

そこで、DVDドライブ付きのパソコンで視聴しようと考えたが、結局のところ失敗に終わった。


デジタル放送の「CPRM」という著作権保護技術がその要因。

さらに
1.録画方式にハイビジョン圧縮と通常の2モードがある
2.記録メディアに-R、+R、-RW、+RW、-RAMなど多くの種類がある
3.記録方式にVideo形式とVR形式とがある
4.ディスクおよびドライブにCPRM対応・非対応、AACS対応・非対応がある
ことなどが一層ややこしくさせた。

犯人捜しのためにいくつもの組み合わせを試すことになり、かなりの時間を無駄にしてしまったのだ。


結局のところ、ブルーレイをビデオデッキにつなぎテープにダビング。

それを視聴するという、極めてアナログ的な作業を余儀なくされた。

著作権保護も大事だが、利用者が不便に感じてしまうようでは、本末転倒ではないだろうか。


  


Posted by かいさく at 20:44Comments(0)稜線